2006年08月18日
トリーター:浜田

水族館の魚の餌について。


海に住む魚たちは、弱肉強食の世界で餌を食べています。
その世界を水槽に再現したのが相模湾大水槽です。
そこで今回は、水族館の魚たちがどのような餌をたべているのかお話をします。

水族館の魚たちの餌の種類は、マグロ 100kg、豆アジ 10kg、イカ 8kg、キビナゴ 5kg、アサリ、ムキエビ、オキアミ、カタクチイワシ、ワタリガニ、サバなどで、各 1kgずつ一日に 40kgの餌を食べています。
変ったところではクラゲは、ブラインシュリンプの卵を 24時間かけてふ化させて与えています。
またイルカや、クジラ、アシカ、アザラシ、ペンギンなどは一日にサバ 210kg、サンマ 45kg、シシャモ 50kg、カタクチイワシ 30kgの餌を食べています。
ちなみにオキゴンドウクジラは 20kgの餌を食べています。
アシカ、アザラシなどは 5kg~ 8kg。ペンギンは、カタクチイワシやサンマを 500g食べています。

魚たちの餌魚たちの餌

※ブラインシュリンプ・・・「アルテミア」という甲殻類の仲間通称。
耐久卵は、乾燥状態で保存でき、26℃前後の海水の中で24時間かけて孵化させることが可能なため、稚仔魚などの初期の餌として用いることが多い。

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